信じる心
人を信じる心が失くなった。
キズついて、それでもいつか笑える日が来るだろうと耐えて、ある日突然捨てられる事がずっと昔にあって、あの頃も人を信じなかった。
財布を電信柱の上に登って隠すような子供だったあの頃。
あの頃と同じように、こんな想いをするくらいなら人など信じない、信じれないと心から思う。
それでも又いつか、また誰かを信じてしまうんだろうか…
独りが怖くて人を信じるなら、もう二度と人は信じないだろう。
独りを受け入れた上で、誰かをまた信じれる日が来るなら、その時はまた信じてしまうんだろうし、信じてみようと思う。
人間の事が好きだろうと言われる自分が、今は人間が嫌いでたまらない。