そういう過酷な状況に身を置くと、ただでさえマイナス志向の俺は、どんどん自分を追い込み始める。
そんな時、フッと空を見上げると、粉雪がキラキラと舞いながら自分に向かって落ちてきた。
あー綺麗だな…✨
その一言に尽きる心境。
そして自分の人生に思考が飛んだ。
凍えるような寒いときも人生にはあるけれど、凍えるような寒さの中でも自分の受け止め方で感動出来るんだなと。
辛く苦しい状況でも、今日見た粉雪のように、心の在り方一つ。
辛い逆境に立たされても、苦難に全てを奪われそうになっても、それを人生の醍醐味と捉えることが出来るはず。
そう捉えないように決めて、そうしてるのは紛れもなく自分なんだから。
昨日も連日の疲れが残ってて、体調も芳しくないから、早く寝たいなと思って布団に入った途端、
議論が始まった。
顔を見て話せば直ぐに終わるような事を、お互いメッセージで応酬。
それを、うっとしいと捉えるか、それだけ自分は人というものが好きで、真摯に向き合えるんだと捉えるか、決めるのは俺。
今日1日、寒かったなと思いながら1日を終えるか、寒かったけど綺麗な雪だったなと思いながら1日を終えるか。
その心の在り方で、明日からの人生は変わる。
苦しみや悲しみの色が深く、色濃いほど、
喜びや感動も比例して深く、色濃くなる。
苦しみや悲しみは、幸せに向かうための前奏曲。
前奏曲をチンケにして、サビの部分まで壊してしまわないように在ろう。